2022年4-6月の市場動向
世界の株式市場に投資するVT(以下、ドル建て)の価格上昇率は▲15.7%、米国の株式市場に投資するVTIの価格上昇率は▲17.2%となりました。
為替については、大幅な円安となりました。
S&P500のセクター別株価上昇率(2022年4-6月)は、以下の通りです。
全セクターがマイナスとなりました。
年初来では、エネルギーセクターのみがプラスです。
主要ETFの株価上昇率(2022年4-6月)は、以下の通りです。
グロースが▲22.5%、バリューが▲10.8%と、バリューが優位となりました。
ハイパーグロース株(テーマ型)が多いARKK(ARK Innovation ETF)は▲39.8%となりました。
株式売買実績と組み入れ銘柄/構成比率(2022年6月末)
2022年4-6月の株式売買はなしです。
組み入れ銘柄と構成比率(2022年6月末)は、以下の通りです。
第1位がBYD(1211.HK)🇳🇱の10.0%、第2位がアディエン(ADYEN.AS)🇳🇱の7.3%、第3位がテンセント(0700.HK)🇨🇳の6.8%です。
銘柄名 | セクター | 比率 | |
1 | BYD(1211.HK)🇨🇳 | 一般消費財・サービス | 10.0% |
2 | アディエン(ADYEN.AS)🇳🇱 | 情報技術 | 7.3% |
3 | テンセント(0700.HK)🇨🇳 | コミュニケーション・サービス | 6.8% |
4 | サーモフィッシャー(TMO)🇺🇸 | ヘルスケア | 6.0% |
5 | マイクロソフト(MSFT)🇺🇸 | 情報技術 | 5.8% |
6 | P&G(PG)🇺🇸 | 生活必需品 | 5.0% |
7 | ゾエティス(ZTS)🇺🇸 | ヘルスケア | 4.6% |
8 | エヌビディア(NVDA)🇺🇸 | 情報技術 | 4.6% |
9 | 世界株式連動型 | 4.5% | |
10 | チャーチ&ドワイト🇺🇸 | 生活必需品 | 4.2% |
11 | アップル(AAPL)🇺🇸 | 情報技術 | 4.1% |
12 | ロレアル(OR.PA)🇫🇷 | 生活必需品 | 3.5% |
13 | ケリング(KER.PA)🇫🇷 | 一般消費財・サービス | 3.1% |
14 | ナイキ(NKE)🇺🇸 | 一般消費財・サービス | 3.1% |
15 | インテュイティブ・サージカル(ISRG)🇺🇸 | ヘルスケア | 3.0% |
16 | アクセンチュア(ACN)🇺🇸 | 情報技術 | 2.8% |
17 | 伊藤忠商事(8001.T)🇯🇵 | 資本財・サービス | 2.7% |
18 | メタ・プラットフォームズ(FB)🇺🇸 | コミュニケーション・サービス | 2.4% |
19 | ASML(ASML)🇳🇱 | 情報技術 | 2.4% |
20 | ユニリーバ(UL)🇬🇧 | 生活必需品 | 2.3% |
21 | メルカドリブレ(MELI)🇦🇷 | 一般消費財・サービス | 1.9% |
22 | イルミナ(ILMN)🇺🇸 | ヘルスケア | 1.8% |
23 | エヌシーノ(NCNO)🇺🇸 | 情報技術 | 1.6% |
24 | エムスリー(2413.T)🇯🇵 | ヘルスケア | 1.4% |
25 | シー・リミテッド(SE)🇸🇬 | コミュニケーション・サービス | 1.3% |
26 | ネットフリックス(NFLX)🇺🇸 | コミュニケーション・サービス | 1.3% |
27 | ショッピファイ(SHOP)🇨🇦 | 情報技術 | 1.3% |
28 | ビヨンド・ミート(BYND)🇺🇸 | 生活必需品 | 1.2% |
株式運用実績
2022年4-6月のポートフォリオは▲10.8%(円ベース)と、2四半期連続で▲10%を超えるマイナスとなりました。
2021年以降の累計では+12.3%とプラスではあるものの、大幅円安のおかげであり、現地通貨ベースではマイナスです。
運用額は、大幅株価下落により減少中です。
組み入れ銘柄の株価上昇率と最大ドローダウン
組み入れ銘柄の株価上昇率(2022年4-6月)は、以下の通りです。
BYDが+39.9%と絶好調だった一方、ほとんどの銘柄がマイナスで、▲40%を超える銘柄が多くあります。
組み入れ銘柄の最大ドローダウン(過去52週高値からの下落率)は、以下の通りです。
保有銘柄の半数超が▲40%超の大きなドローダウンです。
国別およびセクター別構成比率
国別構成比率(世界株式連動型を除く)は、アメリカが54%、中国が18%、オランダが10%、フランスが7%、日本が4%、イギリスが2%、アルゼンチンが2%、カナダが1%、シンガポールが1%を占めます。
セクター別構成比率(世界株式連動型を除く)は、情報技術が31%、一般消費財・サービスが19%、ヘルスケアが18%、生活必需品が17%、コミュニケーション・サービスが12%、資本財・サービスが3%を占めます。
今後の投資方針について
インフレ率の高止まりにより、FRBの金融引き締めが厳しく、株式と債券の同時安が続いています。
価格転嫁が追いつかず、またドル高により、これまで好調だったアメリカ企業の業績は今後厳しくなる可能性があります。
景気が悪化したとしても、インフレ率が高止まりしている限り、FRBは金融引き締めを行うため、株価回復はしばらく先かもしれません。
新規・追加投資したい銘柄があるものの、大幅円安により、今後の円高リスクを考えるとなかなか投資に踏み切れない状況が続いています。
暗号資産は急落する前になんとか全売却(やや損失が発生)することができましたが、株式は超長期投資のため、このまま下落が続けば少しずつ拾いたいと思います。
ハイパーグロース株を多く投資して今回痛い目にあったため、少しでもいいので配当があるグロース株を狙いたいです。























